パソコンの入替え提案が増えてきました。というのも、Windows7からの入替えWindows10への導入がちょうど5年前、リースでご購入されたお客様はリース満期を迎えつつあります。
新しいパソコンを導入すると、必ずExcel、WordといったOffice系ソフトが必要となってきます。近年はサブスクによる「Office365」を採用する企業が増えてきました。まだまだサブスク(月額)に抵抗あるお客様もいらっしゃるのが現状で買い切り版を希望されます。
さて、新Officeが10月2日に日本でも発売が開始されました。Office 2024では、エディションが見直され「Home」と「Home & Business」の2種類となりました。従来の「Professional」エディションが廃止されたため、AccessやPublisherといったアプリが必要な場合はサブスク版のMicrosoft 365への移行が必須となります。なお、Publisherは2026年10月でのサポート終了が予定されているため、今後の利用にはご注意ください。
■今回の2024年版Officeの重要なポイント
「Office Home 2024」と「Office Home & Business 2024」 の大きな違いは、メールソフト「 Outlook 」が含まれているか、いないかの違いです。
どちらもPowerPointまで含まれており、WindowsでもMacでも利用することができます。
Office 2021と比較してOffice 2024に追加された新機能
- Excelは、同時に複数のワークブックを開いている場合は特に、パフォーマンスが高速化している。また、「Mac」ユーザーは、「Outlook for Mac」で、マルチタッチトラックパッドまたはマジックマウスの左スワイプおよび右スワイプのジェスチャーをカスタマイズできるようになった。
- Excelでは、ワークシートでテキストや配列が使いやすくなる新しい関数が追加され、画像を簡単に直接貼り付けたり、IMAGE関数を使用して書式を変更せずに画像を挿入したりできるようになった。また、配列が再計算されると自動的に更新されてすべてのデータが取り込まれるグラフで、動的な配列を使ってさまざまなデータセットを視覚化できる。
- Outlookには、メールにアクセシビリティー上の問題がないかどうかを自動的にチェックするアクセシビリティーチェッカーが追加された。
- PowerPointでは、「カメオ」機能を使ってライブカメラの映像をシームレスにスライドに直接埋め込んだり、「Recording Studio」を使ってナレーション、アニメーション、トランジション、ペン入力を記録したりできるように