LINEには、LINE WORKS、LINE、LINE公式アカウントといったサービスが存在します。それぞれのサービスについて細かく紹介するまえに、まずは各サービスの特徴や費用について簡単に紹介することで何となく違いをイメージいただければと思います。
LINE WORKSとは、ビジネスに特化した法人向けに開発された「ビジネス版LINE」です。慣れ親しんだ「LINE」のユーザーインターフェイスをベースとしているので、誰でもすぐに使いこなせるところが最大の魅力です。
LINEと同様に、1対1のチャットやグループ作成、音声やビデオ通話はもちろん、ファイル共有やカレンダーによる予定調整、掲示板の機能などが搭載され、仕事に必要なさまざまな機能を備えた、ビジネスプラットフォームということができます。
ファイル検索が可能
LINE WORKSでは、ファイルやフォルダの検索が可能です。本文内容や作成期間など、細かく条件を指定することで詳細検索ができるため、ファイル管理や検索が容易になります。
外部サービスとの連携
LINE WORKSでは、さまざまな外部サービスとの連携が可能です。具体的にはワークフロー、営業/顧客管理システムや勤怠管理システムなどの業務システムと連携すれば、LINE WORKSのチャット画面からそれらのシステムの操作が可能になります。外部サービスと連携することで、複数のアプリを開く手間を削減できます。
ノートの共同編集が可能
LINE WORKSでは、ノートを共同編集できるため、共同プロジェクトの際に活用できます。編集日時や編集者が随時更新され、投稿や修正などの履歴の確認、過去の復元も可能です。データのバックアップとしても活用できます。
既読者の確認までできる
LINEでも既読機能はありますが、誰が読んだかまでは確認できませんでした。しかしLINE WORKSの場合は「誰が未読か」まで把握できます。これにより、誰がトークを確認したかが一目瞭然となります。そのため緊急時であれば、電話をかけるなどの対応が取りやすくなります。
端末や電話番号と紐づかない
LINEの場合、個人の電話番号や端末と紐づいて友だち追加がされますが、LINE WORKSは端末や電話番号に紐づくことがありません。管理者が発行したIDとパスワードを入力することで利用できます。
管理者権限でセキュリティ管理が可能
またLINE WORKSでは、管理者がセキュリティ設定を一括管理できます。ログイン時のパスワード設定や送信ファイル形式の制限などが可能です。デフォルトの管理者権限には以下4種類があり、それぞれアクセスできるメニューが異なります。