製品情報

【新製品】ランサムウェア対策機能を強化 「InformationGuard EX」新モデルを発売

村田機械株式会社(本社:京都市伏見区竹田向代町136 代表取締役社長:村田 大介)は、UTM内蔵ネットワークストレージ「InformationGuard EX(インフォメーションガード・イーエックス)」の新モデル「IPB-8557」「IPB-8357」の2製品と、ネットワークストレージ機能に特化したモデル「IPB-8057」を、ムラテックフロンティア株式会社を通じ11月中旬より順次発売します。同製品はそれぞれ、昨年発売された「InformationGuard EX IPB-8555/8355/8055」の後継モデルです。

企業の業務データを暗号化して身代金を要求する「ランサムウェア」によるサイバー攻撃の被害件数は依然高い水準で推移しており、その6割以上は中小企業という現状(※1)において、中小企業のセキュリティ対策強化は喫緊の課題です。「InformationGuard EXシリーズ」はUTM機能により外部からの不正侵入やウイルス攻撃による感染を防止するとともに、ストレージ機能で不意の障害や事故から業務データを守り、オフィスのセキュリティ向上と業務効率UPを1台で実現する中小規模事業所向けのセキュリティ対策製品です。
ハードウェアは5年間無償保証で、ハードディスク障害などトラブル発生時には当社サービスエンジニアが迅速に対応。導入から運用・メンテナンス面までムラテックがトータルサポートを提供することで、専門知識がなくても安心してご利用いただけます。

新モデル「IPB-8557/8357/8057」では新たに「ロールバック機能」を搭載しました。指定したストレージの共有フォルダーに対してスナップショット方式でデータの瞬間イメージを一定間隔で保存し(※2)、過去のファイルを手軽に呼び出せる便利機能です。ファイルは読み取り専用で保存されるので、万が一ランサムウェアに侵入されても上書き(暗号化)されず必要なデータをすぐに呼び戻すことができ、BCP対策として有効です。また誤って削除や編集ミスしたファイルも過去の状態へ手軽に戻せるので、日頃の業務効率向上にも役立ちます。

また新モデルではストレージ標準搭載のウイルスチェックエンジンをソフォス社の「Intercept X Advanced for Server」に刷新。ストレージに書き込まれたファイルに対して高精度なパターンマッチングと機械学習エンジンでウイルス検出を行い(※3)自動的に隔離します。またUSBメモリー(※4)を挿入することでメモリー内のウイルスチェックも行うことができ、ネットワーク内でのウイルス感染を防ぎます。
さらに、見積書や請求書などの電子取引データを令和3年度改正電子帳簿保存法で定められた保存方法に則って手軽に保存・管理できる機能を従来モデルに引き続き標準搭載し、これにより公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)が認証する「電子取引ソフト法的要件認証」も取得しました。法令に準拠した税務処理業務の運用を強力に支援します。


担当スタッフより
セキュリティ機器のひとつであるUTMは国内中小企業でも導入率が非常に高くなってきております。昨今からのサイバー攻撃も活発で、会社の規模に関係なく被害も多く代表的なウイルス「ランサムウェア」は業務を停止してしまうくらい怖い存在です。業務の上でインターネットやメールのやりとりが止まってしまう前に、またパソコンや共有サーバーのデータを紛失する前に一度弊社にご相談ください。

ランサムウェア、あなたの会社も標的に?被害を防ぐためにやるべきこと【参考:政府広報オンライン】

 

TOP